純アルミ加工

金、銀、銅に次ぐ熱伝導率、電気伝導率をもつaluminum。

純アルミの特性(C1050)
比重 2.71
熱伝導率 225(25℃・Jgs)
導電率 60(20℃・IACS・%)

アルミニウムは経済性の観点から熱伝導と電気伝導が最も優れている銅の代替材料として広く利用されています。

特に1000番台のアルミニウムは純アルミを示し、いずれも99.00%以上のアルミニウムとなり1050, 1070,等の下二桁の数字はアルミの純度を表しそれぞれ99.5%、99.7%以上の純度であることを示している。

純アルミに含まれる不純物は主にSi(シリコン)、Fe(鉄)ですが、この量が耐食性に影響しています。

Alは大気中の酸素と反応し、その表面には瞬時に酸化被膜を構成するため腐食に強い材料となっています。

純アルミは他の合金と異なりアルミ本来の加工性、耐食性、溶接性等の長所がダイレクトに発生する材料ですが強度が低いため構造材としては適しておらず金属加工時の取り扱いが難しい材料となります。

主な材質

A1050
A1070

主な加工技術

マシニングセンター加工
NC旋盤加工
ワイヤー放電加工

合金とは異なる純アルミの魅力

銅の代用としてアルミ材のご検討案件を多く頂きます。 その中でも純アルミは防錆に優れるためアルマイト等の表面処理無しでご検討いただける材料です。 軟らかいため形状加工を苦手とする材料ですが、板状の製品、低いフィン形状のヒートシンク等 他のアルミ材と併せ提案を行っております。

マシニングセンター(横型) 牧野フライス製作所 a51nx 560×640×640 (20000rpm) 1台
マシニングセンター(横型) 牧野フライス製作所 a51 560×560×600 (20000rpm) 2台
マシニングセンター(横型) 森精機製作所     NH4000 560×560×630 (14000rpm) 1台
マシニングセンター(横型) 森精機製作所     SH50 560×560×630 (14000rpm) 1台

マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV400 600×430×460 (12000rpm) 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV503 800×510×510 (10000rpm) 5軸 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV503B 1020×510×510 (10000rpm) 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 NV4000 600×400×400 (12000rpm) 5軸 3台

NC旋盤 森精機製作所 SL-15 φ160×525 5台
NC旋盤 森精機製作所 SL-20 φ210×520 1台
NC旋盤 森精機製作所 SL-300A φ420×718 1台  等