チタン加工

金や白金と同等の耐食性を持つ金属、titanium。 医療、海洋など様々な分野へ。

純チタンの特性
比重 4.51
熱伝導率 17(W/m℃)
熱膨張係数 8.4(x10⁻⁶/℃)

チタン材は材料表面の酸化物が非常に安定しており、空気中では不導体となるため、海水には完全耐食を示すなど優れた耐食性を持つ金属です。

ステンレスに比べ比重は60%でありながら約50%の縦弾性係数であり、高強度材料の代表でもあります。

しかし昇温しやすく熱伝導率が低いため、機械加工時に切れ刃に熱が溜まりやすく難削材とされる。
ねばい、加工硬化を起こすなどか加工性の悪さが最大の欠点と言えます。

主な材質

金属加工材料として使用される材質は下記2種が主流となります。

純チタン(二種) TB340(TP340)
高強度チタン合金 Ti-6Al-4V

主な加工技術

旋盤加工
マシニングセンター加工
ワイヤー放電加工
MIM

チタンの魅力=耐食性と強度

チタンの特徴は何と言っても耐食性です。 特に海水に対し優れた耐食性能を示す事から 海洋で使用される装置部品で使用されます。 また他の金属よりも軽く(比重4.51)、その割に強く、高温にも耐える事から 航空宇宙関連装置、また多くは化学装置の部品として採用されます。

マシニングセンター(横型) 牧野フライス製作所 a51nx 560×640×640 (20000rpm) 1台
マシニングセンター(横型) 牧野フライス製作所 a51 560×560×600 (20000rpm) 2台
マシニングセンター(横型) 森精機製作所     NH4000 560×560×630 (14000rpm) 1台
マシニングセンター(横型) 森精機製作所     SH50 560×560×630 (14000rpm) 1台

マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV400 600×430×460 (12000rpm) 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV503 800×510×510 (10000rpm) 5軸 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 SV503B 1020×510×510 (10000rpm) 1台
マシニングセンター(立形) 森精機製作所 NV4000 600×400×400 (12000rpm) 5軸 3台

NC自動旋盤 森精機製作所 ZL-15S φ40×100 2台
NC自動旋盤 森精機製作所 SL-15 φ32×525 3台
NC自動旋盤 スター精密 VNC-20 φ20×140 2台

NC旋盤 森精機製作所 SL-15 φ160×525 5台
NC旋盤 森精機製作所 SL-20 φ210×520 1台
NC旋盤 森精機製作所 SL-300A φ420×718 1台